金属の屋根材とは
金属の屋根材には多様な種類があります。主にガルバリウム鋼板、ジンカリウム鋼板、トタン、銅板、ステンレス、チタンの6種類となります。中でも、ガルバリウム鋼板やジンカリウム鋼板、トタンは経年劣化と共にサビが出てしまいます。
金属の屋根材の診断ポイント
金属の屋根材のポイントは3点です。
・退色
・コケやカビの発生
・サビ
退色
退色( チョーキング現象 )とは元々の色が白くぼけて見える様になる現象で、塗膜が劣化している証拠です。
劣化の第一段階の状態ですが確実に進行しているので、放置せず塗り替えを考え初めるきっかけとお考えください。

コケやカビの発生
塗膜が劣化、退色して徐々に撥水性が失われていくとともに、コケやカビの発生が見られる様になります。
コケやカビが発生するということは、それだけ長く水分がとどまっている証拠になり、屋根としての機能が損なわれ始めていることが見て取れます。この段階での塗り替えをおすすめいたします。
サビ
金属にとってサビは大敵です。
金属の屋根材は薄い金属板を使用しているので、サビ始めると直ぐに腐蝕が進み、穴があく等の雨漏りの原因になってしまいます。
早めの補修と塗り替えをおすすめいたします。

まとめ
屋根はお家の寿命を延ばす為の重要な役割を担っています。
屋根材は余程のことがない限り、定期的なメンテナンスをすれば長持ちする素材です。
このことを踏まえてご参考にして下さい。